長毛種は注意が必要!
僕らからすると重度の毛球症といえばやはりウサギ。食欲不振で来て、触診で胃の拡張と硬さを見ると
レントゲンを見る前に重度の子であればすぐにわかってしまいます。
また普通はよく猫で普通はよく猫で毛玉をはくとかはかないということでも相談されます。
今回は、1度腸閉塞の手術歴のある猫で、同じような症状。夜間病院で異物を指摘されて、試験開腹をさせていただきました。
たしかに象徴にプラスチックの異物があるが、腸液を頻回に吐くほどの朝の拡張や炎症が見られません。
胃を確認すると12×5×2㎝くらいの硬くなりすでに毛玉というよりも布きれのようになった毛玉が
胃の出口の幽門部~十二指腸上部で閉塞して、胃切開をして同時に摘出しました。
猫の方は、胃と腸を切開した割には、すぐに缶詰も食べられるほど元気です。
長毛種の猫は、毛玉の量が多くなり長いせいで今回のようにフェルトのようになる可能性があるので注意が必要です。
対策としては、流動パラフィンと呼ばれる毛玉を滑らせやすくする物質があり、毛玉ケアなどと書かれている商品や
ラキサトーンという商品名のサプリメントがあります。