イノコヅチ
昨日はこのブログを見て心配されて症状を見せに来てくれた患者さんがいました。
ブログが少しでも貢献できればと思っているので、良かったです。
しかし今日は獣医関係ではありません。またまた僕が学んだことです。
今回のテーマのイノコヅチは植物で、通常植物は、葉を食べられないように有毒物質などを作り出して
葉を食べる幼虫に対抗しようとします。それに対してこのイノコヅチは、幼虫の成長を促進することで
早めに成虫にして、葉を食べられないようにするそうです。そうすることで、葉をたくさん食べられないこと。
またすぐに成虫になることで、蝶になっても小さいので卵が産めないことで、幼虫の数も減らすようです。
カブトムシを飼育していて、幼虫の時のフードが少ないと成虫になるとミニカブトムシになります。
同じ原理のようです。
最近子犬が増えてきているようですが、小さくしたいからとフードを少なめにして低血糖などを
起こす場合があります。基本的には生まれた瞬間に大きさは決まっているので、フードを少なくしても
生検の時の大きさは変わりませんので、注意をお願いします。