アトピー性皮膚炎の注射薬
昨年動物用のアトピー性皮膚炎の注射薬が発売されました。
人ではすでに違う種類ですが、人用のインターロイキンに対する抗体の注射薬であるデュピクセントが発売されていました。
初回容量が、2倍量でそのあと2週間間隔で注射をしていくようです。
薬価を見ると・・・・(驚)、初回で12万円以上、2週間間隔で6万以上。高額医療控除の対象になりそうですね。
動物も高いと思っていましたが、これを見ると仕方がないのかな?と思ってしまいます。
さらに人よりも長い1~2ヶ月に1回接種です。サイトポイントという商品名で犬用のインターロイキン31に対する抗体です。
薬品名は、ロキメトマブです。当院でも投薬が難しい症例やオクラシチニブ(アポキル)の反応が悪い症例などで
実際効果がある症例もいました。以前だと減感作療法などが腫瘤の時期もありましたが、皮膚専門医によっていろいろだと思います。
重度のアレルギーの患者さんでは1度主治医の先生に話を聞いていただくのも1つと思います。