キンクマの手術
本日お昼に巨大な腫瘍のキンクマの手術がありました。
キンクマといっても???となるひともいますのでゴールデンハムスターの人工改良なのでゴールデンと同じように考えてもらえるとよいと思います。
直径約6センチで500円玉以上の球状の腫瘤でちょうど頬の部分をこぶとりじいさんのような感じで
急激に大きくなってきて、本人も気にしていること1部皮膚が壊死してきていることなどから手術を希望されました。
何よりも小動物の場合には、麻酔管理に気を使います。特にハムスターの基本はガス麻酔。いかに短い時間で終わらせるかが重要です。
今回は、大きな腫瘍のため約20分弱かかりましたが体温の低下もほとんどなく
麻酔管理も問題なく終了できました。
どうしても犬や猫のように気管チューブを入れたりしない分、呼吸管理も気になります。
さらに小さいため、血圧や血糖、脱水などその子によりますが麻酔を管理する以外のことにも細心の注意が必要です。
どうしても寿命が3年位のため全身麻酔をかけてまでとなりやすいのですが、本人の生活の質によっては
今回のように手術を実施する場合もあります。