勉強会
先週土曜の夜は、中部小動物臨床研究会の勉強会がありました。
若手の先生を中心にいろいろ発表がありましたが、
フィーディングチューブということで、動物が自分で食べないときで
食欲増進剤などにも反応しないときなどには、鼻チューブ、
咽頭瘻チューブ、食道瘻チューブ、胃瘻チューブなどで対応することがあります。
当院では、全身麻酔が必要でない鼻チューブを使用することが
猫やウサギではあります。
利点は、容易に1日必要な食事や水を与えられること。苦い薬も福得て、必要な薬を容易に投薬できることです。
デメリットは、飼い主さんが受け入れにくいこと。場所によってはその部位での炎症などがあります。
個人的には、点滴などでは栄養を与えられないこと、腸管に栄養を与えないと下痢が始まり、免疫機能が落ちることなどから
口から強制給餌がうまくいかなくて、内科治療に反応しない場合には鼻チューブをお勧めして設置させてもらっています。