肛門腫瘍
昨日肛門腫瘍の手術がありました。
肛門腫瘍の多くは、未去勢犬の良性の肛門周囲腺腫が多いですが
中には、アポクリン腺癌ということで転移しやすい悪性のものの場合もあります。
何にしても、肛門腫瘍の多くが出血を伴うと、結構出血するので
生活の質が落ちてしまうことです。
前者の良性腫瘍は、去勢手術をしておくことでなりにくくなりますし
再発の予防にもなります。
肛門からの出血や排便時の痛みなどの場合には、1度主治医の先生に見ていただくとよいかと思います。
良性か悪性化は、最終的には病理検査で診断がつきます。
良性の場合には、外科手術のみで完治することが多いですが、悪性の場合には転位しているか?
血液で高カルシウム血症になったりするので、その後の検査や治療など経過観察が必要になります。