肥満細胞腫
犬にとっては皮膚腫瘍は本当に多く、通常は良性であまり大きくなりません。
通常の腫瘍は、良性が多いです。その中でも今回の肥満細胞腫について今回は話をさせていただきます。
この1か月でなぜか孤立性だけでなく多発性の肥満細胞腫の症例の治療を行っています。
もともとこの腫瘍は、孤立性でそこまで悪性度がないのですが再発しやすい腫瘍の代表です。
以前猫で100個以上できた全身性の多発性肥満細胞腫があったのですが、今回は犬も猫も
また多発性の肥満細胞腫に遭遇しました。
この腫瘍は通常の腫瘍と異なり、炎症を起こしやすい肥満細胞の腫瘍なので
その場所で炎症を起こすと通常の腫瘍では見られない痛みや発赤などが出ることがあります。
皮膚腫瘍が気になる場合には、1度主治医の先生に見ていただくと良いと思います。
今週の日曜日から午後の診察は院長不在になります。午後の診察は、相馬先生になります。
よろしくお願いします。