脾臓腫瘍
今日は相馬先生の体調がすぐれないので、僕が午後も診察をさせていただきます。
今日の症例は、2日前に嘔吐と元気がないということで来院されました。
血液検査では異常がなかったものの超音波で脾臓腫瘍を確認。
また腹膜炎のようになっていました。
本日腹腔内出血が心配ということで手術になりました。
直径7~8㎝の腫瘍で、やはり一部大網(たいもう)という胃から出てくる出血や穿孔部分を止めてくれる組織が
脾臓と癒着していました。
いつもと同じでシーリングの機械を使用してすぐに修了。後は病理組織で良性を祈るだけです。
先月もダックス。今回もダックス。ダックスの10才以上の比率が高いからでしょうか?
偶然発見していますが、やはり高齢だと腹腔内腫瘍は多いです。