腸閉塞
一昨日は、午前中に診察をした猫の調子が悪く、診察終了後から手術をしました。
小腸にサンダルの切れ端といわれた異物を除去して終了。
命にかかわるので早めに手術ができて何よりでした。無事手術が終わったと思った、8:30過ぎに家に帰ってきたら
呼吸がおかしくよだれが止まらないという時間外の犬の診察。
ちょうどその犬も昨年末異物の手術をしていたため、食道に何か詰まっているのかな?ということで
来てもらいましたが、診察室台の上にのせると努力性呼吸でチアノーゼ、涎も言われていたように
あっという間に診察台にたまるくらい大量に出ていました。
8時過ぎにドッグカフェから帰ってから急に悪化したということでした。
診察をしてみると、蕁麻疹も含めて急性の喉頭浮腫?による呼吸不全。
レントゲンでも気管や肺に問題はなく酸素テントで様子を見ていると日にちも変わり1時過ぎにようやく涎も止まり、
呼吸も落ち着き寝ることができました。
翌日朝には完全復活して、無事退院できましたが、原因がわからないのが…。結果的に治ればすべてOKですが、
なかなか状態が悪いとこちらも緊張します。翌日の元気さを見て、心配をしていた飼い主さん同様に僕の疲れも吹っ飛びました。
腸閉塞の猫ちゃんも元気食欲が出て無事退院ができて何よりです。
話は変わって、フィラリアのはがきを出し始めています。混雑することもあると思いますが
今年も予防のほうよろしくお願いします。