蚊のアレルギー
本当に毎日が暑いです。
今年に入って、ハナの強制給餌を毎日していたのに何もないので飼い主さんが言われる
ペットロスまでは行かないですが、切ない気持ちになります。今日もスズ(スズ太郎)を連れてきているのですが
やはり性格が単純で、いぬらしいなーと気持ちを和らげてくれます。
本日のテーマの蚊のアレルギーに関しては、一般的には猫で多いです。
毎年10匹前後の猫が蚊のアレルギーで来院されます。
典型的な症状は耳の後ろ側のブツブツです。
中には鼻の部分や肉球などいろいろな場所に出る場合もあります。
初期の猫疥癬なども除外できないため、今だとレボリューションやレボリューションプラスを使用することで
疥癬を除外しても、症状が改善しなければ蚊のアレルギーと考えてステロイドやそのほかの免疫抑制剤を使用します。
あまり皮膚病が出にくい猫ちゃんで、このような場所の皮膚症状があれば主治医の先生に見ていただくと良いと思います。