酸素テント
今年導入したICUが非常に役立っています。
3匹入れることができることもありますが、非常に管理がしやすい感じです。
昨日も朝から呼吸困難で寝れないということで来院。
以前病気の知識で書きましたが、動物が呼吸が苦しくなった場合
①食べられない②水が飲めない③寝れない
状況がひどいほど数字が後ろのほうになります。
ほとんどの場合には、3点セットと思います。
昨日はチアノーゼ、開口呼吸、寝れていないということでレントゲンでは肺水腫。
呼吸がひどいことと、生命の危険性がありICUで管理していましたが、夕方飼い主さんが
面会の時には、なく元気ができ、自分で飲水は可能、開口呼吸もストップ。今朝は
フードも食べて、改めて機能聴取できなかった心臓を聴診すると心雑音で僧帽弁閉鎖不全症。
今まで心臓病がなかった子だったので、腱索断裂を心配して機能も飼い主さんにその話をしていましたが、
今朝の元気さを見るとそれは大丈夫そうです。休診日でドキドキしましたが、良い方向に進んでくれてありがたいです。
良い方向に進むとホッとする職業です。やはり日々命にかかわると普通にということの重要性を再確認できます。