鼻チューブ
食欲不振です…となるともちろん基礎疾患を治すことが重要ですが
腎臓、腫瘍、心臓など人でいう末期の状態になってくるといろいろな食欲増進剤を使用しても
効果がない場合があります。
特に猫やウサギでは食欲不振から、そのほかの病気を併発してしまうことがあります。
当院では、比較的鼻のチューブをうさぎと犬ではよくいれます。
猫でも8Frというチューブが入ると容易に療法食流動食を入れることができます。
やはり食べるということは重要で、もちろん病気でこれしかダメなの…という飼い主さんが来られることがありますが
食べないことのほうがより悪化因子になります。そういう意味では、しっかり食べる手段の一つが
この鼻チューブです。犬の場合には、なかなか難しいですが、猫は無麻酔ですぐに設置できますし
8Frの太さだとかなり簡単にいろいろな食事を入れることができます。